Airbnb(エアビ―)とは?特徴や利用メリット・手順を解説

2025.07.14|民泊運営・清掃

Airbnb(エアビ―)とは

Airbnb(エアビ―)は、世界中のホストとゲストをつなぐ宿泊マッチングプラットフォームです。

自宅や空き部屋を提供したい人と、宿泊先を探す旅行者をオンライン上で結びつけ、ホテル以外の多様な滞在体験を可能にします。

本記事では、Airbnbとはどのようなものなのかについて、特徴や利用メリット・利用手順とあわせて解説します。

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Airbnb(エアビ―)とは?

Airbnb(エアビ―)は、宿泊施設を貸したいホストと、宿泊場所を探しているゲストを結びつけるオンラインプラットフォームです。

2008年にアメリカで誕生し、現在では190以上の国と地域で利用されています。

ホテルに比べて多様な宿泊形態を選択できる点や、現地ならではの体験ができる点が特徴です。

また、日本でAirbnbを通じて民泊を運営するには、住宅宿泊事業法(民泊新法)や特区民泊制度、または旅館業法に基づく簡易宿所営業のいずれかの方法で、法令に基づいた届け出・許可を得る必要があります。

これはAirbnb上で登録する宿情報「リスティング」を作る際に、写真等で確認が必要です。

特に大阪市では、国家戦略特別区域法に基づく「特区民泊」制度が導入されており、一定の条件下でAirbnbを通じた合法的な運営が可能です。

これにより、訪日外国人の増加に対応した柔軟な宿泊手段としても広く普及しています。

当社コラムページ:民泊新法(住宅宿泊事業法)とは?重要なポイントや制度の違いを解説

 

Airbnb(エアビ―)と他の宿泊手段との違い

Airbnb(エアビ―)と他の宿泊手段

Airbnbは、しばしば民泊と混同されがちです。

こちらでは、Airbnbと他の宿泊手段との違いについて解説します。

 

民泊との違い

Airbnbは民泊を行うためのプラットフォームのひとつであり、「民泊=Airbnb」ではありません。

民泊は法律上の宿泊営業行為であり、Airbnbはそれを実施するための仲介サイトです。

民泊は他にも、Booking.comや楽天トラベルなど複数のプラットフォームを通じて運営されることがあります。

Airbnbはその仕組みを提供するプラットフォームであり、民泊を運営する手段のひとつにすぎません。

 

ホテルとの違い

ホテルは施設全体が宿泊専用に設計されており、運営体制や設備も商業基準で整備されています。

一方、Airbnbでは一般住宅を利用するケースが多いため、設備の多様性や個性に富んでいる点が特徴です。

また、チェックイン方法や清掃基準なども物件ごとに異なるため、柔軟性がある反面、事前の確認が必要です。

コスト面ではAirbnbの方が割安となるケースも多く、長期滞在や家族旅行に適しています。

 

Airbnb(エアビ―)を利用するメリットとデメリット

Airbnbは、利用者(ゲスト)だけではなく、提供者(ホスト)の双方にメリットをもたらします。

以下にて、Airbnbを利用するメリットとデメリットを、双方の視点からご紹介します。

 

ゲスト側のメリット・デメリット

ゲストにとっての最大のメリットは、滞在先の選択肢が多様であることです。

住宅街の一軒家やデザイナーズマンションなど、独自の空間で宿泊できます。

キッチンや洗濯機付き物件を選べば、長期滞在にも適応可能です。

また、料金がホテルよりも割安な場合が多く、費用対効果の高さも魅力です。

一方、設備や衛生環境にばらつきがある点はデメリットです。

清掃が行き届いていない物件に当たるリスクもあるため、レビューの確認は不可欠です。

また、トラブル発生時の対応がホテルほど迅速でないこともあります。

 

ホスト側のメリット・デメリット

ホストにとっては、空き部屋や使っていない物件を収益化できる点が最大の利点です。

特に都市部や観光地においては、収入源として安定した運用が見込めます。

また、柔軟なスケジュールで運用できる点も魅力です。

ただし、民泊新法や自治体ごとの規制への対応が求められるほか、清掃や鍵の受け渡しなど運用面での手間も発生します。

大阪市では、Airbnbでの民泊運営を行うには、「特区民泊」としての認定を受けるか、「住宅宿泊事業法」に基づいて届け出を行う必要があります。

いずれにしても、無許可での運営は処罰の対象となるため、事前に法令や条例を確認したうえで、適正な手続きを行うことが重要です。

こうした運用の手間を軽減するために、最近では運営代行サービスや清掃業者を活用するホストも増えています。

 

Airbnb(エアビ―)を利用する手順

Airbnb(エアビ―)を利用

Airbnbの利用は、ゲストとホストの双方で異なる手順が必要です。

こちらでは、それぞれの立場における基本的な流れをご紹介します。

 

ゲスト側の利用手順

ゲストとしてAirbnbを利用するには、まず公式サイトまたはアプリにてアカウントを作成します。

次に、滞在したい地域や日程、人数などを指定し、検索結果から希望の物件を選択します。

物件ページでは、設備やレビューを確認できるため、内容をよく読み比較検討してください。

予約は即時予約とリクエスト制の2種類があります。

ホストとのやり取りが必要な場合は、メッセージ機能を活用しましょう。

予約完了後は、チェックイン方法や注意事項などを事前に確認しておくことが重要です。

※即時予約(Instant Book)=ホストの承認なしで予約完了できる

 

ホスト側の利用手順

ホストとしてAirbnbを利用する場合、まず物件情報を登録します。

所在地、間取り、設備、ルール、写真などを詳細に記載する必要があります。

その後、料金や最低宿泊日数などの条件を設定します。

登録後、ゲストからの問い合わせや予約リクエストが届くため、迅速に対応してください。

また、宿泊前の清掃や備品の準備、鍵の受け渡し方法の整備も求められます。

大阪市内で運用する場合は、「特区民泊」としての届け出や設備要件への適合が必要です。

法令を順守した適正な運用が求められるため、事前の確認が不可欠です。

 

おわりに

本記事では、Airbnbとはどのようなものなのかについて解説しました。

Airbnb(エアビ―)は、個人でも宿泊施設の提供・利用ができる柔軟なサービスです。

ホテルとは異なる地域密着型の滞在体験を提供し、民泊運営の手段としても注目されています。

利用にあたっては、ゲスト・ホスト双方が仕組みを理解し、適切な対応を取ることが重要です。

 

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大阪民泊清掃代行編集部

【民泊運営専門家】榊原 啓祐(さかきばら けいすけ)
ハウスクリーニングや壁紙再生事業でフランチャイズ本部事業等を立ち上げ、僅か5年で400店舗以上を出店。民泊事業には2015年8月に参入し、現在では民泊運営と共に、リゾート地での貸別荘もスタート。ハウスクリーニングの経験から、民泊清掃の第一人者でもあり、これからの民泊業界を牽引する若き経営者。

【民泊運営アドバイザー】田尻 夏樹(たじり なつき)
バチェラー3に出演。温泉ソムリエの資格を持ち、観光系インフルエンサーとしての経験から宿泊業、民泊業に参入。 地域の魅力やおすすめスポットを発見し、快適な滞在に関する情報の発信も。